クマが教える英語のしくみ


1-13■ not があれば否定文 ■

「さて次は一般動詞の『否定文』(ひていぶん)のお話です。 否定文っていうのは『〜は...しない』とか『〜は...ない』とかいう文章のことです。 『朝は早く起きれない』とか『ディズニーランドには行ったことない』とか『英語はそう簡単にしゃべれない』とかいうのが否定文です」 

「なるほど、『〜ではない』っていう文が否定文なのね。で、形の方なんだけど、疑問文は『何かを出せばよい』ってことだったでしょ?否定文はどうしたらいいの?」

「はい。否定文には『 not 』が含まれています」

「あ、その『 not 』はさっき疑問文の答え方で出てきた No, I don't. に含まれている『 not 』ね」

「そうそう。答えの中でも、短く否定していたというわけ。 では、ここで問題です。『私はあなたが好きではない』という、面と向かって言われたくはない文章を作ってみてください」

「 ひゃー。とんでもない文章ね。でも作文してみましょう。はは。えーっと、否定文は文中に『 not 』が含まれるんだから... I like not you.

「ブー。正解は I don't like you. です」

「あ、そうなるの」

「うん。疑問文の答えの時に使った『 don't 』を主語の後ろ、一般動詞の前に置くの

主語   don't   一般動詞

これで一般動詞の文の否定文のできあがり。では、『あなたは彼のことが好きではない』は?」

You don't like him.

「正解!次は『彼女たちは彼のことが好きではない』」

They don't like him.

「正解!!『彼は彼女が好きではない』」

「あ、彼が主語ですね。三単現っと。てことは『 does 』を使って...。 He doesn't like her.

「大正解!よくできました! では、今日はここらへんで終わりにしましょう。否定文考えているうちに、すっかり気分は否定的になってしまったかもしれないけど、明日も来てね。待ってるよー!」

クマは森の出口まで私を送ってくれました。 すごくたくさん教わってひどく疲れたけど、なんだか面白いので明日も『森の教室』に来ようと思います。

「ずいぶん遅くなっちゃったから、お母さん怒ってるだろうなー。『こんな時間まで、どこで遊んできたのっ!』って」

言い訳を考えながら家に着くと、お母さんが、「あら、今日は早かったのね」と言います。

「え?今何時?」

「4時よ」

「うそ」

「何言ってるのよ。お母さんこれから買い物に行って来るから、お留守番頼むわね」

なんてことでしょう。それでは『森の教室』で過したあの時間はなんだったんでしょう?そんな、非現実的なことが起こるなんて...。私はその晩、なかなか寝付けませんでした。