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「そうだね。さて、ではそろそろ文の分析をするくせをつけるようにしましょう」
「え?文の分析?」
「そう。英文を分析すると、文のしくみがはっきり見えてくるの。英文はそのしくみがわかると、理解できるようになるよ。理解して、トレーニングをちゃんとすれば、その文章が自分のものとして使えるようになるわけ。
では、分析のしかたを説明します。これから、英文の下のところに、自分でわかるようにいろいろ記号を書いてもらいます。主な記号をあげると、
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主語の記号は s
動詞の記号は v
目的語の記号は o
補語の記号は c
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というぐあいです。これは、それぞれの文法用語の英単語の頭文字を使っているんです。subject(主語)の『
s 』、object(目的語)の『
o 』というふうに。
では、試しにさっきの英文の下に記号を書いてみてください」
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He
has a cute dog. His dog is cute.
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「線が引いてあるところがあるけど、何?」
「あ、最初はわかりやすいように、意味の上でのひとかたまりに線をひいておきました。a
cute dog(かわいい犬)と His dog(彼の犬)は意味の上でひとかたまりだね」
「なるほど」
私は立ち上がり、クマからチョークを受け取って、黒板に書かれた例文の下に『
s 』とか『 v 』とか書いてみました。
クマは『 s 』とか『 v
』がわかれば英語がわかると言っています。ホントかな?
「...主語、動詞、目的語。主語、動詞、...補語。こんな感じかな?どう?」
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He
has a cute dog. His dog is cute.
s v
o s v c
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「そうそう。そのとおり、正解。『分析』って言ったら、そんなふうに記号をふってみてね。
ところで、さっき
cute は形容詞だって言ったよね。ここでは形容詞 cute
が『 c 』つまり『補語』になってるね。『彼の犬=かわいい』って、主語のことを説明してるから。だから、形容詞は補語になれるのね。では、もう一つ、補語になれたのはなんでしょうか?」
「えーっと。名詞!それじゃ、前に書いたノートに、補語のことも書き加えておくね」
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主語は...その文の主人公。文の最初にくる。
動詞は...動作や状態をあらわす言葉。主語の次にくる。
目的語は...動詞の動作の対象になる言葉。一般動詞のあとにくる。
補語は...主語を説明する言葉。be動詞などのあとにくる。
名詞は...
@ 主語になれる。 A 目的語になれる。 B
補語になれる。
形容詞は...
@ 名詞を修飾する。 A 補語になれる。
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