クマが教える英語のしくみ


2-6■ 名詞の代わりは代名詞 ■

「さて、that が出てきたから、代名詞(だいめいし)のお話をしましょう。
 
this(これ), that(あれ), it(これ、あれ、それ、など) は指示代名詞(しじだいめいし)と呼ばれる言葉です。『代名詞』というくらいだから、名詞の代わりに使われます。

this は自分に近いものを指して、『 This is 〜. 』(これは〜です。)というときにに使います。

that は自分から離れているものを指して、『 That is 〜. 』(あれは〜です。)というふうに使います。

@ This is my car.  
 これは/=/私の車  

 『これがボクの車』

 It is mine.
 Itは/=/ぼくのもの  <この It は上の文では This だった>  
 これはぼくのもの』

A That is your car.  
 あれは/=/あなたの車 
 『あれがあなたの車。』

 It is yours.
 It
は/=/あなたのもの  この It 前の文では That だった>
 『あれはあなたのもの。』

it は『それ』と訳しがちだけど、もとが that で距離が離れていたら、『あれ』と考えて、もとが this で近くだったら、『これ』と考えてね。it は距離とは関係ないわけです。this, that は二度目から it になるって覚えてね」

athe になる時みたいね」

「うん。そういう感じ。それから、it は『 the +名詞』の代わりもします」

The book is very interesting.
 『その本はとてもおもしろいです。』

この文章は The bookIt に置き換えて、

It is very interesting.
 『それはとてもおもしろいです。』

とも言えます。ね、『 the +名詞』の代わりしてるでしょ?」

「そうね。それから、this, that は人を紹介するときにも使えるんでしょ?This is my father. って文、教科書にあったもの」

「そうそう。『こちらは』とか『この人は』ってことだね。 この this, that, it は複数形もあります。次の表を見て覚えてください」

単数
複数
これ
this
これら
these
あれ
that
あれら
those
それ
it
それら
they

it の複数形が they だっていうのは前にもあったね」

「それからもうひとつ、前回ちょっとやったけど、this, these, that, those は単独で主語になるだけでなく、『この〜』『あの〜』というふうに名詞の前にもこれます。例えば、

@ I like this book.
 『私はこの本が好きです。』

A This book is mine.
 『この本は私のものです。』

B These books are so interesting.
 『これらの本はとてもおもしろいです。』

というぐあい。this や、these のあとに名詞の book(s) がきてるね。 それから、日本語に訳すときは These books は『これらの本は』って訳すより、『この本は...』と訳したほうが自然なことが多いです」

「日本人は単数と複数をあまり意識しないってヤツね。ところで、代名詞って人の代名詞もあるでしょ。 he とか she っていうの。人の代名詞でしょ?こういうのは」

「そうそう、そのとおり。さえてるねー。『 Keiko 』は二度目から、『 she 』、『クマ』は二度目から、『 he 』ね。そういうのを人称代名詞(にんしょうだいめいし)っていいます。」