クマが教える英語のしくみ


3-4■ 品詞って八つある ■

「...副詞はいろんなところに来るから、気になったら辞書でチェックする...と。ふー。 ところで、名詞とか、形容詞とかっていう文法用語って、いったいいくつあるの?」

「えーとね。英語の単語を性質や文中の働きから分類すると、八つの品詞(ひんし)に分けられると言われています」

8品詞

1 名詞: 人やモノをあらわす語

2 代名詞: 名詞の代わりをする語

3 形容詞: 名詞の状態や性質を述べる語

4 副詞: 時間、場所、ようすなどをあらわす語

5 動詞: 動作、状態をあらわす語

6 前置詞: 名詞の前に置かれ、時、場所をあらわす語

7 接続詞: 語と語、句と句、節と節を結びつける語

8 間投詞: 驚き、喜びなどをあらわす語

(注意:冠詞は形容詞に、助動詞は動詞に含まれると考えます)

「ひゃー。まだ習ってないのがけっこうあるじゃないのー。まいったなぁ。あ、ところで、主語とか補語とかは8品詞に含まれないの?」

「それは、『文の要素』といわれているものなんだ。文を構成する要素。

文の要素

@ 主語(s):文の主役 (名詞、代名詞など名詞類)

A 動詞(v):主語の動作状態をあらわす (一般動詞、be動詞など)

B 目的語(o):動詞の動作の対象になる (名詞類)

C 補語(c):主語や目的語を説明する (名詞類、形容詞)

という4つが文の要素なの。これは前にやったね。学校でも英文法を習っていくと、この四つの記号を使うようになるんだけど、四つだけじゃなくて『前置詞』(p)、『前置詞の目的語』(op)(名詞類)なんかを加えたいな、ボクは」

「勝手に増やしちゃっていいの?そういう記号」

「いいのいいの。これを入れると文がすごくわかりやすくなるんだよ。わかるための英語のしくみなんだから」

「はぁ」

『主語』?『動詞』?『前置詞の目的語』???...私の頭の中は文法用語が行き交い、クラクラしてきました。

「あ、あのー、今日はもう終わりにしない? 私疲れちゃった。I am tired.

I am tired. いいねぇ、その文に記号をふって」

「あら、例文にされてしまった。...主語、動詞、補語っと」

I am tired.
 s v  c
『私は疲れています』

「はい。よくできました。では今日はこれで終わりにしましょう。お疲れ様でしたー」

「バーイ。また明日!」

私は森の出口で手を振りました。