クマが教える英語のしくみ


4-11■ 今、しちゃっただけじゃない ■

今日から、現在完了形(げんざいかんりょうけい)の勉強をします。現在完了って日本語にない考え方だから、とっつきにくいんだけど、とりあえず覚えておくべきことは、過去に関係しているけど現在形の一種だって事なの」

「『現在、完了』したなら、そんなにむずかしくないんじゃない?『今、しちゃった』わけでしょ?」

「うん。そういう『完了』の意味のときもあるけど、違うときもあるんだ」

「そうなのかー。じゃ、まず形から教えてください」

「はい。じゃ、パターンを見てね」

◆現在完了形のパターン◆

@普通の文 主語 have 過去分詞形+〜.

A否定文  主語 have not 過去分詞形+〜.

B疑問文  Have 主語 過去分詞形+〜?

(主語が三人称単数のときは『 has 』を使います。has not の短縮形は hasn't

過去分詞形(かこぶんしけい)?」

「そう、動詞の過去分詞形。教科書や辞書の一番うしろに載っている、動詞の不規則変化表の左から三番目にあるやつ。原形、過去形、過去分詞形って順でたいがい並んでいるの。come, came, come なんてね。三番目の come が過去分詞。ed で終わる規則動詞の場合は過去形も過去分詞形も同じだね」

「あらー。そうしたら、『前にhave があるから、この ed 形は過去分詞形で、この文は現在完了の文ね』とかってことになるわけ? have がなかったらタダの過去形?」

「そういうこと。よくできました。では例文にいきましょう。今回は三つにわけました」

1 完了、結果(文字通り『完了』したこと。そしてその結果どうなっているかも)

@ I have lost my key.

A I have just finished my homework.

B Have you written the letter yet?

C He has already eaten the cake.

D "Where have you been?" "I have been to the library."

E They have moved into a new house.

「ではいつものように分析してください」

「あ、そうすると、have は何になるんですか?」

「えーっと、have は助動詞です。前に出して疑問文、not をつけて否定文になるでしょ?」

「へー。そうなのかー。一般動詞の『持ってる』っていう意味はないのね」

「そう。ないの」

「たった今なくしちゃったのね」

 

yet は疑問文では『もう』、否定文では『まだ』って訳になるのね」

He が主語だから has になっているのね。それから、already っていう副詞は普通の文でもう』という意味で使われて、 have と過去分詞の間に来る、っと」

「そうそう、副詞はそれぞれ位置が決まってたりするから、気になったら辞書でチェックしてね」

「おお、出ました!『図書館に行ってきたの』文。 have been to で、『〜へ行ってきたところだ』って意味なのね。現在完了だったのかぁ。これで二年間の青春をムダにしないで済んだなぁ」

「あはは」

「引っ越し完了ってわけね。どうやら、現在完了って just, yet, already なんかの副詞が関係してそうね」

「そうなの。副詞がポイントね。つぎの『経験』では ever とか never っていう副詞がでてきます」