クマが教える英語のしくみ


4-6■ When という接続詞 ■

「さて、過去形も習ったことだし、今日は『〜のとき、...だった』っていう表現も覚えましょう」

「『〜のとき、...だった』。過去のことね。どうするんですか?クマ先生」

「それには接続詞(せつぞくし)の when を使います」

when って『いつ』っていう意味の疑問詞じゃないの?」

「接続詞の when っていうのもあるんだよ。『〜のとき』っていう意味。時間に関係してるのは一緒だね。ところで、接続詞って知ってる?」

「接続するんでしょ?つなげる」

「そうそう。『7 接続詞: 語と語、句と句、節と節を結びつける語』だったよね。で、接続詞の when は節と節を結びつける語なの」

「節ってなに?」

節っていうのは『主語と動詞を含む、関連している語の集まり』なの。これ、重要だから絶対覚えてね。『主語と動詞を含む』語の集まりが『節』、『主語と動詞を含まない』語の集まりは『句』なの」

「はあ。わかったような。わからないような」

「じゃ、例文で確認してみてね」

@ When I went out, it was raining.

A When I arrived, she was talking on the phone.

B He was watching TV when I called him.

C Tom was very happy when he passed his exam.

「なんだかストーリー性が出てきて、おもしろくなってきたみたい」

@ When I went out, it was raining.
      s   v    s  v
私が外出したとき/雨が降っていた
『表に出たら、雨が降っていた』

「主語と動詞が二組ありました」

「そうそう。でね、when の節に[ ]っていう記号をふります。これは従属節(じゅうぞくせつ)の記号」

「従属節?」

「うん。これから説明することは重要だから、良く聞いてね。

この文章は主節(しゅせつ)と従属節に分けられるの。 主節は単独で文章になれるかたまりだけど、従属節は単独では文章にはなれないかたまりなの。たとえば、この例文でいくとね、It was raining. 『雨がふっていた』は文章になるけど、When I went out,『外に出たとき』は文章になれないの。『外に出たとき』だけだったら、結論がないでしょ?『外に出たとき...何?』って聞きたくなっちゃう。だから、When I went out, は文章になれないの。今回の it was raining. のような主節がないといけないんだ」

When I went out. × 文章になっていない。

It was raining.   ○ ちゃんと文章になっている。

「はー。主節は独立できるけど、従属節は独立できないってわけね。結論がないから」

「そういうこと。それから、[ ]の中には必ず、があることを確認してね。さっき言ったよね、節っていうのは『主語と動詞を含む、関連している語の集まり』だって。節の中には必ずがあるんだよ。 それじゃ、@の文に従属節の記号[ ]をふってください」

「本当に[ ]の中には、必ず、があるのね。ふむふむ。ついでに接続詞ってわかるように『』って書いときましたん」

「あ、それわかりやすくていいね。接続詞のところに『接』ね。『接続詞』は英語で conjunction だから conj って書いてもいいです。従属節の始まりはたいがい接続詞だから、よーく注意してね。では、その調子で続きをどうぞ」

when の節が後ろにきてるね。これでも同じ意味なの?」

「そう、同じ意味なの。で、when の節が主節の後ろにきてるときはコンマはいらないの」

「あ、ほんとだ、ないや。when の節が先にくるとコンマが必要で、when の節が後にくるとコンマはなくていいのね」

「ケイコちゃんも合格だね。今日の授業はこれでおしまい。また明日来てね」

「はーい。また明日ー」