クマが教える英語のしくみ


5-9■ いろいろな疑問文 その3■

How many で『数』を聞いて、How much で『量』を聞きます。お金は数えられないから、How much money do you have? (お金いくら持ってるの?)だよ。もちろん、 I have no money.(一銭も持ってないの) さー」

How long で『どれくらいの期間』。距離を聞くときは How far ね」

「モノを聞くときの疑問詞は what だけど、『(そのうちの)どれが...』って選択が可能のときには which を使います」

what のときと同じように which の後に名詞がくるときがあります」

「さー。次でおしまいだー」

「ねえ、説明聞いてる?」

「わたし、これ作文しろって言われたら、絶対最後の to を抜かしちゃうと思うな。 ねえ、Where did you go?(どこに行ったの?) には to がないのにどうしてこれには to があるの?」

「えーとですね。Where には to の意味が含まれているんです。次の二つの文を分析してみてください」

1) You went there.

2) You went to New York.

「はい。短い文章、好きスキ」

「これは前にもやりました。副詞 there が動詞 went を修飾しています。『そこへ』→『行った』というふうに」

「この場合、前置詞句 (to New York) が副詞句になって動詞 went を修飾してるの。『ニューヨークへ』→『行った』っていうふうに」

「ふむふむ」

「で、この (to New York) という前置詞句が where(どこに、どこへ)という疑問副詞になって、文頭に行ったから最後に to は残らないのです。順を追って書くと、こんな感じ」

You went (to New York). 
  s   v  p   op

この文章を疑問文にして、↓

Did you go (to New York)? 
  助  s  v  p    op

『どこへ』行ったのかわからないとすると、↓

Did you go (to New York)? ←(where) 
  助  s  v  p   op

疑問詞を文頭に出して、↓

Where did you go?
   副  助  s  v

「それに対して、 (to New York) のうちの New York の部分だけを疑問詞にすることもあるわけです。疑問詞の which を使って、New York which city(どの都市)に置き換えると、こんな感じになります」

Did you go (to New York)? 
  助 s v  p    op

『どの都市』に行ったのかわからないとすると、↓

Did you go (to New York)? ←(which city)
  助  s  v  p   op      どの都市

疑問詞句を文頭に出して、↓

Which city did you go to?
   op    助  s  v  p

「となるわけです。わかる?」

「わかるー。そうかー」

「はい。お疲れ様でした」

「...ふー、疲れたー。やっと終わったねー。達成感!青春って感じー」

「なんかケイコちゃんって今どきの子じゃないよね」