クマが教える英語のしくみ


6-7■ 副詞みたいな不定詞句 ■

「じゃあ、名詞の後に不定詞句が続いてたら『形容詞的用法の不定詞』って思えばいいのかな?」

「そうでもないの。この文を考えてください」

She went to the station to meet her friends.

「はぁ、the station の後に不定詞があるね。でも『友達に会う駅』っていうのも変かな。とりあえず、記号をふってみます」

「うーん。やっぱり、『彼女は友達に会う駅に行った』ていうのは変かも。『友達に会うために駅に行った』とか『友達に会いに駅に行った』のほうが自然ね」

「じゃ、『友達に会いに』は何にかかっているの?」

「え?何にかかってるか?なんかにかかってるの?!えーっと、『友達に会いに』→『行った』、『行った』にかかってる。ってことは動詞を修飾してるね、これ」

「おー。えらい、えらい。じゃ、動詞を修飾するものといえば?」

「うーん...副詞!てことはこれは『不定詞の副詞的用法』(ふくしてきようほう)とかいうわけ?」

「そういうわけー。副詞みたいに、動詞や形容詞などを修飾する不定詞句なの。日本語に訳すときは、『〜するために』とか『〜しに』とか『〜して』なんてふうに訳します。 それじゃさっそく、次の例文を分析してみてください」

@ She came here to study English.

A I went to the store to buy some bread.

B I stopped to listen to the music.

C I am glad to see you.

D I was surprised to see him there.

「よーし、がんばるぞぉー」

「おお、ワタシのことね」

「辞書によると、stop のあとに不定詞が続くときは副詞的用法で、『〜のために立ち止まる』っていう意味だって。で、 stop の目的語に動名詞が使われてる時は『〜するのをやめる』っていう意味になるんだって。だから、 I stopped listening to the music. だったら『音楽を聴くのをやめた』っていう意味になるんだって。 はー、全然違うね」

「そうだね。stopped の後にくる不定詞句は stopped の目的語じゃないんだね」

「あいさつの表現ね。覚えておこう」

「今回は不定詞句が形容詞 glad の後にきて、『〜して...だ』っていう文を作ってるんだよ」

「あ、ホントだ。『会えて』→『うれしい』んだ」

「これも『会って』→『おどろいた』のね」