クマが教える英語のしくみ


7-4■ 目的語を説明する補語もある ■

「今回はSVOCの形です。主語、動詞、目的語、補語と並ぶんですが、最後の補語はSVCのときとは違って、『目的語の説明をしている補語』です。ではさっそく例文です」

She calls the bear "Kuma".
  s  v    o      c
彼女は呼ぶ/その熊を/クマと
『彼女はその熊をクマと呼ぶ』

「なんだか日本文の方がわかりにくいね」

「あはは。そうかも。ま、とにかく説明しときます。 もしこの文章の"Kuma"の部分がなくて、She calls the bear.(彼女はその熊を呼んでいる)で終わっちゃってたら、どんな風に呼んでいるのか聞きたくなるでしょ?だから最後の"Kuma" が the bear の意味を補っているって考えるの。『その熊を"クマ"と呼んでいる』。だから"Kuma"(クマ)は the bear(その熊)の補語。わかるかな?」

「...うーん。なんとなく。もっと例文お願いしますっ!」

「はい。では辞書を引きながら分析してみてね」

@ We eat fish raw.

A I found the box empty.

B They named their first daughter Megumi.

C My mother always keeps the kitchen clean.

D I had my hair cut.

「はい。ますます辞書が手放せないワタシです。どれどれ」

「なにこれー。なんか釣り上げた魚をそのまま食べてるみたいじゃないのー」

「うーん。おスシ食べたことない外国の人はそんな風に感じるかもね。それから、この文章の補語の raw は形容詞だって気がついたかな?補語になるのは名詞と形容詞だったね。覚えてる?」

「あ、...はい。覚えてますともー」

empty も形容詞ね」

「今回の補語は名詞ね」

「この補語は形容詞と」

D I had my hair cut.

「あれ?これSVOCの形なの?

D I had my hair cut.
   s v     o

っていうSVOの形じゃないのかなー?マイヘアーカット」

「今回の have は『〜してもらう』っていう意味なの。『 my haircut (切られている状態<過去分詞>)にしてもらった』っていう文章なわけ」

「そうか。過去分詞が形容詞みたいに使われているのか。SVOCなら、こうなるね」

「切ってもらったっていうだけで、なんだか難しいみたい」

「だいじょうぶ。慣れだよ、慣れ」