クマが教える英語のしくみ


8-5■ 名詞とイコールのthat節? ■

「もうすこし that のお話を」

「え?まだあるの? that ばっかりで混乱しちゃうなぁ」

「そうなんだー。 It's not that easy. だよねー」

「え?『あれ』やさしくない?」

「この that は副詞で、『そんなに』『それほど』っていう意味なの」

「副詞の that なんてあるのー。『それほどやさしくない』かー。くー」

「でも、いろいろ知ってれば、必ず役に立つからね。で、今回の that は『同格の that』 といわれるものです。早い話が『特定の名詞の後にくる that節はその名詞と同じ意味』だってこと。例文で確認してみてね」

@ The fact that Ken was late didn't surprise me.

A There is a rumor that she will go back to her country.

「この例文でいくと『〜という事実(fact)』とか『〜といううわさ(rumor)』って訳せばいいのかな?」

「この訳も適当に『知っても』なんてふうにしてしまいました。だって『ケンが遅れたという事実は私を驚かさなかった』なんて言わないもの、普通」

「そうだね。日本語訳はそれほど厳密に考えなくてもいいね。うまい日本語訳を考えるより先に、まずその英文が本当にわかっているかどうかが問題だからね。ま、とにかく、こういう意味のthatもあるんだ、って覚えておいてね」